昨日のヨーロッパGPはとても迫力があり楽しいグランプリでした。しかし問題もありそれに関して様々な波紋をよんでいます。
まず一つ、ハミルトンのコースオフの際、エンジンを停止せずにクレーンを使ってコースに復帰したということです。レギュレーション的には大丈夫なのですが、あの場所でエンジンを止めずにいたということとあそこに止まっていた他の車はコース復帰していないということで一部の人から反感をかっています。まぁ私としてはハミルトンには攻めの姿勢があるということでそこは評価します。攻めの姿勢はトップドライバーにとって必要不可欠ですからね。結局はノーポイントでしたが……
もう一つはマッサVSアロンソの件です。あのオーバーテイクは鳥肌ものでしたが、アロンソがポディウムに上がる前にマッサに対して「わざと当てた」とマッサのドライビングに対して危険性を訴えたことから問題になりました。もちろんマッサにはその気はなかったのでレース後の公式記者会見でアロンソがマッサに対して謝りましたが、アロンソとマッサの対立は過去にもあったので不安です。あれは私はレーシングアクシデントの一つだと思います。マッサは攻めていたアロンソに対して一瞬スキを見せてしまった。そしてそれに対してアロンソはスキを突いてオーバーテイクを試みた。それはF1ドライバーにとってはごく普通なことでそんなギリギリな戦いをファンは楽しんでいるので今回のことはお互い悪い所はなく、こんなことはこれからも何回もあると思います。だから今回のようなことは全く心配していません。
F1は世界中の人々が見ているのでいろんな意見があり、一概にどれが正解かはわかりません。それがまた面白いんですけどね。