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アロンソの移籍チーム発表が来月の12月にあるということでストーブリーグの現状を確認してみます。
まずはチャンピオンチームのフェラーリ。フェラーリについては07年シーズンと同じ、キミ・ライコネンとフェリペ・マッサで確定。アロンソの加入が噂されていたが、来シーズンに限ってはまずないと思う。
問題続出のマクラーレンはルイス・ハミルトンは決定しているものの、アロンソの後任はまだ決定していない。候補として挙がっているのはヘイキ・コバライネン、エイドリアン・スーティル、ペドロ・デ・ラ・ロサの三人。恐らくスーティルはないと思う。私の考えではコバライネンかな。ラルフも興味を示してるらしいけど、彼はもう無理だろうね。
成長期のBMWザウバーはニック・ハイドフェルドとロバート・クビサで確定。この二人の契約は11チームの中で最も信頼できる契約だと思う。
アロンソ絡みの渦中にあるルノーは、フラビオ・ブリアトーレが来季は今季と全く違うラインナップで戦うことになると語っていることから、フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.だと推測される。しかしここにきてアロンソとの話し合いが決裂したと報じられたことから、私はアロンソの代わりにコバライネンを残留させるのではないかと思う。
レッドブル。このチームもアロンソ加入の可能性があるが、デビット・クルサードとマーク・ウェバーと契約が残っているため、アロンソとの契約は難しいようだ。チームの信頼を無くさないためにもアロンソとの契約はしないほうがいいと思う。恐らく今季と同じラインナップで来季も戦うことになると思う。
ホンダはジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロで決定を発表しているものの、スーパーアグリの佐藤琢磨とバリチェロが電撃トレードという噂が流れた。しかし琢磨が来季もできればスーパーアグリで。と話したため、バトンとバリチェロで完全に決定したといっていい。
トヨタはヤルノ・トゥルーリと今季のGP2王者ティモ・グロックで決定している。疑う余地もないだろう。
老舗チームのウィリアムズは先日ニコ・ロズベルグと中嶋一貴という発表をしたので、その二人で来季は戦うことになる。
トロ・ロッソは早くにセバスチャン・ベッテルとセバスチャン・ボーデと契約したが、もしもレッドブルにアロンソが加入した場合、クルサードがトロ・ロッソに降格し、セバスチャン・ボーデは来季もチャンプカーに参戦することとなりそうだ。クルサードやボーデにとってもアロンソ獲得はあまりよいメリットはなさそうだ。
資金難にあえぐスーパーアグリだが、佐藤琢磨は契約に意欲的だ。しかしアンソニー・デビットソンはどうなるか分からない。現在1番来季ラインナップが分からないチームはこのチームだ。ちなみに私の予想は今季のラインナップと同じ、だ。
スパイカーを買収した新たなチームのフォースインディアはスーティルとの契約は残っている。しかしもう一枠は決定していない。候補としてはラルフ・シューマッハ、ジャンカルロ・フィジケラ、クリスチャン・クリエン、ロルダン・ロドリゲスなどだ。テストで決定するというが、このチームに関してはアロンソの影響はないだろう。
ざっと書いてはみましたが、確実に決定するのは来年になりそうですね。整理してみると改めて鍵はアロンソだということが分かります。